映画メモ『アラジン』

アラジンは一つ目の願い事で王子になったけど、
結局中身はそのままで、
王子風には慣れたが、ジャファーに元の姿に戻されてしまう。


逆にジーニーのように巨大な力を持っていても、
本当に大切な力には気付くことはできないし、
巨大な力が自由を奪い、足枷になることもある。


ジャファーは一番の存在になる事を求めて、
最後の願い事でジーニー以上の
存在になる事を望んだが、
結局それは己の自由を縛ることになった。


自分の欲望を満たすことだけに突き進むと、いつのまにか、その欲望を満たす事だけに自分が縛られる事になる。

 

そして、どんなに外見を繕っても、
富や地位を手に入れても中身が無い人間には魅力はない。
中身というのは人を困っている人を助けたり、想う心があるか。